第7週 マインドフルネスと思いやり
慈悲の瞑想
これまでこのコースでは、思いやりが瞑想の練習において、わずかですが重要な役割を果たしてきました。実際、思いやり、特に自分への思いやりは、MBSRの最も重要な要素かもしれません。それは、マインドフルネスのギアを機能させる潤滑油です。 それなくしては、マインドフルネスの練習はよく言えばドライ、悪く言えば過酷で逆効果です。自分自身への思いやりの欠如の中心には、私たちの多くが成長する間、聞かされてきた嘘があります。それは、成功するためには一生懸命働くだけでなく、自分自身に厳しくしなければならない、ということです。
一部のマインドフルネスコースでは、マインドフルネスと思いやりの関係はあまり明確ではなく、集中力を強化し、現在の経験にとどまる能力にほぼ焦点が当てられています。これによりマインドフルネスを広める動きは、たとえば「マインドフルな」テロリストや「マインドフルな」銀行強盗のようなものが存在する可能性がある、という議論にさらされやすくなりました。
もちろん、優しさと思いやりはほぼすべての瞑想の伝統の中心にあるため、このことは非常に間違っているようです。今週は、他者とつながり気遣う私たちの自然な傾向を探り、最も親密な関係を超えたところでも思いやりを持つことの価値と可能性を、検討します。
動画と読み物
最初の動画『私たちは親切であるようにできている』は、カリフォルニア大学バークレー校のダッチャー・ケルトナーによるものですが、私たち人間には他者を気遣う強い傾向がある、という考えを証明しています。『最も優しい者が生き残る』という記事は、ダーウィンでさえそれを信じていたことを示しています。 思いやりの能力は自然なものですが、50,000時間の瞑想練習を記録し、細胞遺伝学の博士号を持っている仏僧のマチウ・リカールは、動画『利他主義の育成』で、この能力を意識的にサポートすることを主張しています。
マインドフルネスと思いやりの自然な関連については、ショーナ・シャピロの動画『マインドフルネスがいかに思いやりを育むか』と彼女の記事『マインドフルネスはあなたを思いやり深くする?』でも、探究します。
私たちの文化では、人は自分自身に最も不親切であると、主張することができます。動画『自分への思いやりに対する抵抗を克服する』と記事『セルフ・コンパッションについての五つの誤解』でクリスティン・ネフは、やる気を起こすためには自己批判が必要であるという確信や、自分に優しくすることで自己満足に陥り、能力が低下するという考えなど、自分への思いやりに関する誤解を探求しています。
毎日の練習
今回のテーマに沿って、慈悲の瞑想を紹介します。今週少なくとも一回は試してみることをお勧めします。これは短い瞑想(13分)なので、それを行う日はさらに17分延長して、30分間の練習を完了するといいでしょう。 自分自身に少し慈悲を与えてあげたい場合(!)は、13分の瞑想の終わりにその日の練習を止めてもいいです。
普段の練習では、これまでに行った練習(マインドフルな意識、マインドフルな食事、STOP、「向き合う」など)のいずれかを、任意の日に行います。以前と同様に、毎日行う普段の瞑想について、練習用紙に記入します。
以下は今週の教材です。進捗状況を確認したり、今週の教材をマニュアルに追加するには、このページの下にある「印刷手順」をご覧ください。
第7週 教材
動画リスト
- 『私たちは親切であるようにできている』 ダッチャー・ケルトナー [4分]
- 『利他主義の育成』 マチウ・リカール [18分]
- 『マインドフルネスがいかに思いやりを育むか』ショーナ・シャピロ [13分]
- 『自分への思いやりに対する抵抗を克服する』クリスティン・ネフ [12分]
- 『ラディカル・アクセプタンス - ありのままの自分を受け入れる』 タラ・ブラック [2分]
読み物リスト
- 『最も優しい者が生き残る』ポール・エクマン
- 『マインドフルネスはあなたを思いやり深くする?』ショーナ・シャピロ
- 『セルフ・コンパッションについての五つの誤解』クリスティン・ネフ
- 『自分を思いやる』エマ・セッパラ
練習日誌
- 正式な練習 PDFまたはWORD 慈悲の瞑想を追加する
- 普段の練習 PDFまたはWORD マインドフルな意識、マインドフルな食事、STOPなどすべてのガイド付き練習は、トップメニューからアクセス可能です。
少なくとも6日間(連続でなくても構いません)の練習をこなし、動画や読み物を通じてこの「週」の本質を理解したと感じたら、第8週 へ進む準備ができたことになります。
印刷手順: week7manual.pdf は、このページの内容と練習日誌の印刷用バージョンです。「読み物リスト」にある記事のコピーが必要な場合は、そこにあるリンクから直接印刷できます。
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